3つのこだわり

郡築倶楽部 熊本 肥後グリーン ミニトマト

 

土づくり

作物の土台は “根” です。根がどっしりはる事で、地上部の茎葉が健全に成長します。その為、 私が最も重要だと考えるのが “土づくり” です。土づくりは前作の栽培の終わりと同時に始まります。何年も同じ作物を育てた土壌では、連鎖障害という生育不良が起き収穫量が落ちてしまいます。同じ作物を作り続けると栄養が偏るだけでなく、その作物を好む悪玉菌の密度が高まり、土壌微生物に偏りが出て病気になりやすくなります。そこで夏には土をビニールで被膜し、太陽熱を利用して地温を上昇させることで、土壌中の有害な病原菌などを減少させます。化学農薬を全く使用しないので、人にも環境にも優しいクリーンな方法です。そして、植物性堆肥・善玉微生物を施しフカフカで病気の出ない土を作ります。

 

環境管理

作物の状態は日々変化します。ハウスの自動開閉装置や暖房機によって時間ごとに作物にとってベストな環境を維持し、細やかな水分管理で土壌の水分バランスを整え、作物に過不足なく供給しています。季節によって日照時間や気温が異なりますが、日々の事細かな観察によって、作物の状態を把握する事で高品質なミニトマトやメロンが育ちます。

 

手しごと

私たちの農園では、自分たちが食べたいミニトマト・メロンをお客様へお届けしたいと考えています。その為、松本園芸農場では種まきからはじまり、栽培・収穫・選果・販売まで私たちの手で行っています。すべての過程に携わっているからこそ、作物の状態を把握する事ができます。作物を常にベストな状態で管理し、朝収穫してすぐ自分たちの手で選果した高品質な作物を新鮮な状態でお客様へお届けします。